生き馬の目を抜く世界
マレーシアでも見かけたイオン(まだジャスコだったけど)。今日の日経にもダイエーとの物流一本化の記事。前職商社で物流子会社にもいたことがある当方としては、サード・パーティー・ロジスティクスってよほどの物量がない限り、純粋な物流業者が儲かる気がしないような気がしたもんだけど、実際はどうなんでしょうか。
最近地元にできた、ちっちゃなスーパー。よおく見るとイオンのロゴが看板に。店内はかなりの比率でイオンのPB(プライベートブランド品)が。東京のど真ん中と違って横浜の自宅そばだとまずご縁がないもんで、その種類に結構感心してしまった。やるなあ。だってコンビニがちょっと大きくなったくらいのスペースに競争力のある価格でちゃんとしたお野菜から何からずらりと並んで深夜までやっている。PBを盛大に展開した以上、系列になるか契約なんだろうけど、小型店にも卸してバンバン量を出してるわけでしょう。
日本のマーケティングの中では最もレベルが高く、熾烈と思われるこの流通業界。大学院2年時、サマーインターンシップで夏の間日本にいたんだけど、その時こちらの会社の面接を受けないかと声を掛けられたことがある。実際には、全く経験のない業界だったので面接に行くことはなかったが、積極的に外部の血を入れて激しく新しいことをやりたいとのことだった。あれから4年経ってみて、確かに激しく新しいことをやっているけれど、お給料はこんな感じですよ、このグループは仕組みが決まってまして、と言われた内容が年齢x○○○とあまりにもわかり易かった。他社ができない手を派手に打ち続けるお仕事を求める割には、誰もが一律というのはうまくいくのかと思った記憶がある。
去年自動レジを見てぶったまげたのもイオンだし、確かにすごいんだよね。同じ時期になぜか面接を受けていた、もう撤退した某仏系ハイパーマーケットなんか、面接途中に日本のスーパーがいかにレベルが高いかいきなり愚痴られちゃった。どんな細かい話が出てくるのかと思ったら「韓国市場に入った数年前は、ケチャップ売り場には、各社のケチャップが並んでおらずウチの店の各社のケチャップずらりは市場を席巻したもんだ。今は上海で攻めてる。でも日本じゃ何十年も前から普通にやっているんだよ!」だから、こりゃあ確かにダメだなと思ったものだ。物流系のリサーチのインターンの面接だったけど、見事に落っこち、その3日後くらいに日本撤退のニュースが報道されたり、だったら面接するなよと(笑)。なんか会議室に日本の都市名がついていたりとちょっとエキセントリックでありました。
でも高い天井、でっかい駐車場、若干郊外、この辺はアメリカほど広大じゃあないヨーロッパのハイパーマーケットをイオンも真似してるのかもね。立て続けに色々思い出しちゃいました。


最近のコメント